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カジノ 2015-05-25 [カジノ]

 バカラのテーブルが開いた頃、私は移動することを告げたところ、B.J愛好者のH会長も自分も付き合ってバカラを覚えると腰を上げました。私はそれまでのH会長のB.Jでのペアの手口が気になっていましたので、バカラのテーブルにもあるペアのボックスにチップを置いて見ました。ペアの掛け方でB.Jとの違いはペアがプレイヤー側に来たのか、バンカー側に来たのかを当てなくてはなりません。どちらか一方に掛けたものの、逆に来たとすると勝負は負けとなりチップは没収されます。ペアが来る来ないは正に時の運ですから、どうせ掛けるなら、プレイヤー、バンカー双方にチップを置くことが一般的であります。ペアの来かたはB.Jと同じで同マーク、同数字の本チャンのペアであれば24倍がついて来るのです。単純計算ですとバカラの1回の勝負には46枚のカードを使うのでシューからとり出されたカードでのゲーム回数は、全カードの尻尾の部分がいくらかカットされて、使わない約束ですから大体80回前後で1回のクールは終了します。従いリスクを負ってのペアに掛けるチップの枚数は最大(置くチップの枚数X)×2(プレイヤー、バンカー双方)×80回=160Xとなります。Xをいくらにするかでリスクの総額が決まります。最悪のケース、80回の中1回もペアが来ないリスクもあるのです。こうなると運を天にまかせる気持ちで毎回ためらいもなく、ペアが来るのを待つことに腹を決めるわけです。H会長は勿論、毎回ペアねらいはB.J戦と同様です。ペアの出来方はまちまちでしたが、うまい具合に何回もペアが来たのでその度に2人してバンザイをして喜びました。その日は或る時間帯、実際は夜の10時から12時ごろでのバカラゲームの時は予想外(期待通り)にペアが来はじめ、見る見るチップは増えて、チップの山が築かれました。ここで冷静になって振り返ると、今回のようにバカつきのようにペアが来ることはめったにあり得ないことです。そうでなければ、カジノで負けるゲーマーはいない筈です。しかし事実として今回のようにバカつきにうまく乗れた場合は負け知らずの気分になれます。これは、たぶん大数のゆらぎの中での超現象というべきで、次回も同じ目に合えるとは云えません。そんなことは十分わかっている私ですが、この体験をもう一度試して見たいと思ったりしています。大数のゆらぎの理論をこれに当てはめるには違和感がありますが、いずれにせよいちかばちかのバクチの世界の事ですから、次の次はペアにはりつづけることはやらないと決めた時は、その意志に従う魂を養うことも修行の一つでしょう。(おわり)
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