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仕事の話 (その7) 2015-06-13 [仕事]

 墓石の前で、自分の生き様を感じたり、考えたり、友人がいうように、自らのアイデンティティを確認するのは、当然、墓所というエリアに入ればたちまちそうなるというわけもありません。墓石に向けて、手をあわせて拝むという行為の中にこそ、見えざるエネルギーがあらわれるのでしょう。

 思い出の人と対話が出来る空間としての墓前は、かけがえのない場所と云えましょう。

 そのような意味をもつ墓石そのものの形に、それぞれの思い入れがあり、永く接していくものですから、想い出の人との係わりや、後々お墓参りに訪れる人達の思い入れなどをとりこんだ墓石であればなおよいわけです。そこで、近年施主側の要望をとり入れた墓石の建立が多くなりました。最近の霊園の様子は見違える程に明るく色々な形と石に彫刻された文字等も思い思いの言葉が刻まれていて、そこからも故人と家族がどんな関係であったのかが何となくしのばれます。(おわり)
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