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カジノ 2014-08-21 [カジノ]

 7月のマカオの話ですが、バカラゲームを戦って勝った負けたをどう判定すべきか、やや気になっています。極言すれば勝・負どちらか或はイーブンであったと結論づけるための時点のとり方によって当然変わるわけですから、自分で納得出来る時点を設定してその結果を記憶する等ともやもやした感情にとらわれるのは、マカオで負けたことが原因です。何故勝てなかったのか、或は何故負けたのかをいつも反省します。これ自体は私にとって重要なことでして、次への挑戦の糧となります。ついでに云いますと、7月のマカオの戦果については自分の中ではこんな処理をしてしまいました。つまり、マカオを離れる時、722日では負けをとり戻せないまま終了しましたが冒頭ふれたことが、頭をよぎり、今はゲームの途中であり結論を云うのはまだ早いと自分に言い聞かせることにして、負けて悔しい思いをしないようにしました。そう云うわけで次の機会は8月のJEJUのつもりでしたが、JEJUのカジノの雰囲気は先日書いたようなわけで、7月のマカオは今も終ってはいないのです。
  824日に、私の誕生休暇を勝手に取ることにしてマカオに向かいます。それでも駄目であったら、その時はその時でしょう。
  蛇足ながら、カジノ通いが止められない私としては、一応基本的な考えのもとにゲームを楽しんでいます。それは大負けさえしなければ十分にカジノゲームを楽しんだ意味があるということです。その意味とは、これまであれこれ書いてきましたのでその中に含まれている筈です。
  因みに、今日821日は私の76才の誕生日です。この日にこのテーマでブログを書けたことは何よりでした。(おわり)

カジノ 2014-08-20 [カジノ]

 7 20-22日はマカオ、813-16日はJEJUに行って来ました。この時のカジノに限っての話をします。
 マカオとJEJUのバカラについて、戦果をいう前に総括的な印象からはじめます。何年ぶりかでJEJUでバカラをやりましたが、今回全くもって、私が期待したカジノの雰囲気ではありませんでした。というのはJEJUではいつもマカオでバカラを楽しんだように楽しめなかったのです。今回はHホテルとLホテルでのバカラ体験でしたが、マカオのバカラでは勝っても負けてもバカラを楽しんだと思えたのですが、JEJUのはそうではありませんでした。おそらくカジノハウスのシステムが全く異なっていたからだと思います。はっきりいって私はカジノの客として扱われていなかったのです。強いていうならばカジノは明らかに中国本土のプレイヤーを客と見て、彼等に用意されたバカラテーブルが主たるテーブルで他のテーブルにはデーラーがいないのです。かと思えば、もう一方のホテルのカジノでは、プレイ中のバカラテーブルは全て椅子の数だけプレイヤーが占拠しており、空きが出るまではプレイ出来ません。こんな状態ではこちらのペースでゲームすることは出来ません。それでも何とかプレイするところまではいったのですが、マカオではよくやるように、このテーブルでは勝てないから別のテーブルにつくなどというプレイヤーとしての誇りはありません。勝てないままそこに居座る他ありません。
 こんな具合でJEJUは当たり前のように負けで終わりました。こんなふうに書いてくるとマカオではうまくいったと思うかも知れませんが、実はそのようなことはなかったのです。(つづく)

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戦略 2014-08-19 [仕事]

私が経営戦略本部長に就く前からの経営戦略の根源を一口で云えば「進取の精神」をもち続けたことでありました。大学で身につけた唯一の財産と云えます。人まねではなく、時の流れを読み独自に手を打つこと、このことに全力をあげた結果がどうやら今日まで、永らえたことにつながっています。とはいえ全てが思いどおり行ったわけではありません。

原因は色々ですが、うまくいかなかった時の対応は、これも状況判断と先の見通しをしっかりやり決断し行動しなかったことも多々ありました。ここでは、その時は断念したもののいつも念頭にあるその主なものをあげます。

1. 中国石材以外に他国の石材に手を出すべきか

2. 石材以外の商品に手を出すべきか
3. 石材展示場を急遽全国展開すべきか
4. 海外の石材鉱山に投資すべきか
5. 再度中国へ工場進出すべきか
6. 社内の不平分子を懐柔すべきか

とりあえず、経営戦略のテーマに関してはここまでとします。(おわり)

次回、約束した7月・8月のカジノの戦果につき正直に書きます。


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戦略 2014-08-11 [仕事]

 具体的なアクションとして、取引先の中国工場とクレームを未然に防ぐ方法とクレームが発生した際の即時対応のルールを定めた『覚書』を交わしました。これにより工場が真剣に生産している姿勢がわかり、ユーザー(小売店)は安心して発注出来ます。

そして、墓石市場の現状と将来を見据えて商社の役割として受注した商品を納入するだけではなく、取引先小売店を可能な限り支援することが石材業界で重要視されるようになり、我社は、取引先と「安心石材店の会」を立ち上げた際、中国の生産工場に会員として入会してもらい、まさに三位一体の考え方を実践しているのです。更に云えば、この会は、小売店、メーカー、商社が各々商品の保証をするトリプル保証書を発行しています。

 この様に我社のシステムをオープンにすることは我社の営業上障害になるのではという思いもないわけではありませんが、誰でも簡単にまね出来ることではなく、時間をかけて信頼関係を構築してゆかねば不可能なことという判断と他の誰かがこの考え方に沿って同様の関係を築いて行くのであれば日中双方の石材業界のためになるのかも知れないという気持ちもあります。(つづく)


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戦略 2014-08-08 [仕事]

 石材業界の特殊事情として、中国から仕入れ価格の上昇圧力もあり、円高メリットは相殺されるという事情もあり状況は一層厳しいものでしたが、それはさておき、私の立てた戦略とは輸入墓石商品のブランド化を目指すことでした。この業界で販売量を拡大するため、日頃からブランド化を謳って来ていましたが、為替差損をかかえたこの時期に確実に売上を増やさなければならないという状況にあっては努力目標に終るわけにはいきません。売上実績を作るために商品のブランド化だけではたらず、我社自体がブランドになることと気が付きました。ブランドとは信頼に外ならず、信頼される会社のイメージを定着させなくてはなりません。その為に必要なことは
1)生産者の顔が見える
2)商品の品質について厳重にチェックしている
3)納期を守る
4)万一の不具合にすばやい対応が出来る。
5)客先のいかなるニーズにも応えることが出来る
このどの一つでも満足させられなければ信頼は失われ、ブランドのイメージはなくなるとの危機感を関係者全員が常に保持しなくてはならないと考え、三位一体のコンセプトを打ち出し徹底しました。三位一体とは客先(小売店)、メーカー(中国工場)、と商社(我社)が一体となることを意味しユーザーはどの中国の工場が自分の依頼した品物を作っているか、又同時に中国工場も発注してくれたユーザーの顔が見えるような相互の生産マインドを共有するようにしたのです。そして、工場出荷時は勿論、我国に到着後も品質checkを厳重に行うために会社は新たに設備投資も行いその為の人員も増やしました。一つの失敗もゆるされないという緊張感を全員が持つように、中国工場と我社の検品部門に“クレーム0”のスローガン掲げ、その完遂の為に檄をとばしました。(つづく)


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戦略 2014-08-07 [仕事]

『通貨オプション契約問題』

円・ドルの為替レートは輸入業者にとって重要な関心事です。2000年代に入って、円安が急激に進み2002年には133.52円を記録しました。この頃メガバンクを中心にしきりに通貨オプション契約の提案があり、ドル通貨の実需がなくても、利殖を目的に為替契約をするなど、ある種のブームでした。その後、2007年から本格的に円高が進むことになり、2011年には1ドル76.77円をつけ、2013年まで円高傾向は続いたのです。今では、これから円安に進むと見られています。問題は円安をヘッジする目的で契約をした通貨オプションが長期間逆目となり契約した人々を苦しめたのです。世の中は超円高で輸入業者にとって我世の春で、本来であれば販促のため円高還元セールをしたものでしが、そうはなりませんでした。それは通貨オプション契約に縛られた人達がどれ程いたかの証しでしょう。メディアには企業倒産したニュースまで報道されました。これほど厳しい為替環境を乗り切るため、ヘッジ比率を結果的に引き下げるためにはフリーの部分として販売量をのばすしかないと思ったのです。この為あらゆる方策を駆使して売上増大を計ったのです。この戦略は功を奏し、年々売上は伸びてヘッジ比率を低くおさえることが出来たのでした。この時とった戦略について次に書きます。(つづく)


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戦略 2014-08-01 [仕事]

  戦略で想い浮かぶのは今年の始め頃ブログに書いた戦略的麻雀の打ち方を私が悟ったくだりですが、後からその関連に戻ることもあると思います。ここでのテーマは私がこれまでやって来た事業における戦略についてであります。経営戦略本部長の立場で何を考えたのかです。

会社の経営方針を立てるに当たり、先ず考えるのは目標をイメージすることでした。到達時点のイメージをぼんやりとでも頭にうかべます。それに向けての道すじが次第に見えて来ます。それを数字で現すためには自分の会社が今どういう状況にあり、直面する問題等について整理します。そして例えば売上げを5%とか10%まで増やそうとかを示すのです。問題はその次のステップです。つまりその目標を達成するための具体的な戦略はどうするのか。今その軌跡をふり返ると、成功したものがさん然と社歴に残るものもある裏に頓挫してしまったままのものも多く有ります。(つづく)


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