SSブログ

仕事の話 (その3) 2015-06-03 [仕事]

  今(5/28)このブログを香港行き飛行機の中で書いています。石材業界で起きている様がよく見えるように空の上から俯瞰しようと試みて突然飛び立ったということではなく、以前から、この旅は予定していたものでした。とはいえ、ブログの流れでこの問題を考える時に自分のデスクの前でなく大空の中で、考えに集中するのはもってこいの状況です。扨て今回、このテーマの書き出しで卸商の立場で考えているだけでは問題は解決しないのかも知れないと思ったことに戻してみると、墓石を作り販売するのは、業者側の仕事ですが、見方を変えると、お墓を必要として実際に建墓する側は、お施主で需要者側が墓石をどう考えるのかという視点に立つという意味のことです。お墓は大切で、なくてはならないと考えている人はどれ位いるだろうか、お墓を建てる場所はどこが良いのか、親、兄弟のお墓はどうなっているのだろうか、自分のお墓は、いつどこに持ったらよいのだろうか、自分が死んだ後は誰が墓参りしてくれるのだろうか、それともお墓は今まで心の中で描いてきた石の墓でなくてもよいのだろうか、お墓を建てるのに費用はどの位用意すればよいのか、そもそも、この話を誰と相談したら良いのか等々思いが募るのが需要側でありましょう。そして、需要者側の夫々の立場で決断しなくてはならないことになり、いつかは答え出ることになります。その結論に至るまでに、例えば先述した終活を知り色々な知識や情報を得られるのかも知れません。どんな形であれお墓を必要と考える人達の思いに私は業者として答える立場でないと勝手に思い込んで、ただひたすら墓石販売のみに専念してきたのでした。ところが、どうも業界がいつもとは違う様子になったと感じています。これまでは、私達のお客様は小売の墓石店ですから、会社としてお取引頂いている何百社のお得意様からの受注を求めて、営業努力をして来たわけであります。(つづく)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。