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「絆(きずな)」その2 <お墓の関係> [ビジネス]

先日、墓石の業界とは直接係わりのない、ある証券会社の役員と話をした時のことです。
ご多聞にもれず最近の諸般の事情に話題が展開したのでしたが、
つまりは世界情勢、国内景気、国の政策等、一通り講釈があって、
株や為替の見通しについての見解を聞かせて頂いた中で、
はっと気付いた事がありました。

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 我が国の現在の社会の実体は人々の生活は楽などころか、
困窮度が増々増しているという共通の認識から、
デフレが企業経営に及ぼす影響の一つに企業の海外への拠点移行、
リストラ即ち失職者の排出、収入の低下が止まらないことになっている。
これまでの社会現象として言われて来た核家族化にも変化をもたらしていく可能性がある、
つまりは生活の為に年寄りの年金が大いに生活の足しになることに
気付き始めたのではないかという事です。 
そうなると、かつてそうだったように、2世代、3世代が共同で生活することになり、
高齢の親を大切にせざるを得なくなるし、
当然、親の死後を弔う気持ちも強くなり、
先祖の墓を守ることになっていくという話でした。 
不景気であるが故に家族関係が強くまとまるとは、皮肉なことではありますが、
日本人の原点に戻る一つのきっかけになるのかとはっとしたのでした。 
近時取り上げられている生きる為に
不在の高齢者の年金欲しさの為の不法すら生み出す今の世の中です。
始めは打算からであっても明確に現存する肉親の年寄りと一緒に住んで、
支給される年金を正当に受給し一家が絆を強くし、
生活をエンジョイする中に幸せを求める傾向が期待できるというのは面白いと思いました。 
この前、私が書いたお墓の必要は理屈ではなく、
感じることが原点という考え方にもつながると思った次第です。

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