最近の出来事について(東北地方太平洋沖地震)2010-03-15 [思索]
感じたことを書きますと約束しながら、
その後すぐに中国出張の準備やらに忙殺されてしまって筆をとれずにいた数日の間に
とんでもないことが起きてしまいました。
3月11日の午後からの出来事は私がこれまでの人生で
直接的に体験したことのない大事件でありました。
『東北太平洋沖地震』と言われるマグニッチュード9.0の大地震と大津波のことです。
本日14日現在も無論終焉しておりません。
比較的大きな余震の発生の確立が高いと伝えられています。
テレビで映す被害地の様子を見ると全くこの世の出来事とは思えぬ程の
すさまじい光景です。
私の会社の事業所が渦中の岩手県、宮城県、茨城県にあることでひと際心配でした。
本社も千葉県ということで震源に近く一時はどうなるのかとの思いがありました。
あの揺れは尋常ではなく、やっとのことで前の公園に飛び出したものの
足元の地面が揺れています。
これでは私達が取り扱う商品は殆どといって良い程に崩れ、破損がのがれません。
日頃から免震対策を取っている筈ですが、
一般的な準備をしただけでは不十分で被害は起きてしまいます。
墓石、庭石灯篭、仏像等の姿もの等は明らかに揺れに弱く、
倒れた時にはその重さで生命の危険すらあります。
今回、何よりも驚いたのは大津波に見た自然の力のすごさであります。
3M〜10M余の津波はめったに来ないと思っていたのです。
普段あちらこちらで発生する地震のニュースがあっても
津波の心配はないという報道になれ切っていた自分としては
2004年のスマトラ地震の映像を見た時もまるで映画の一シーンを見ているような
冷静な気分でおれたのを思い出したのですが、
私がこれまでに行ったことがあり、
実際に目にしたことがある風景を真っ黒な津波が止まる事なく勢いよく、
船や車や、家屋を飲み込んでおしよせてくる様を見る
今回のあの現実に言いようのない恐怖に襲われてしまいました。(つづく。。。)
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