随想 2014-03-18 [時事]
『地政学』近ごろよく耳にする言葉です。「地政学的に見ると、この問題は起きるべくして起きた」などと云われるとその現象による影響がその地域だけに止まるのか、それとも拡散するのかを検証する人がいて、その見解に差異があるとそれを聞いた人達がどちらの見解を支持するかによって時には世の中の流れの方向性を作り出すことにもつながることがあるのです。一見、極地的な比較的小さな問題とされる現象が、いつの間にか世界的規模にまで大きくなることもありますが、それは大概は経済現象としての影響が現れます。これだけでも大問題ですが、万一戦争にという事態になってしまったらもうどうしようもありません。
そうならない抑止力を誰がどう持つかが重要です。このこと自体既に長い時間をかけていますが、容易に正解は出ていないのです。
今、地球上のあちこちで起きている紛争が平和裡に治まることを願っていますが、私の声は小さすぎてどこにも聞こえてないかもしれません。(おわり)
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