随想 2014-3-25 [健康]
周囲を見渡すと、友人達は随分年寄りになっています。私も、いきりなりこの年になったわけではなく、一年一年歳を積み上げて来ました。自分としては若い時分には身体はいつも思うように動き、疲労してない限り肉体に不調はなかったので、ずっとその延長線で生きてこれたと思っています。ということは、私は自分が年寄りだと本気で思わないで来たのです。
最近、私の友人、知人の様子に変調が多く見られます。Aは前立腺に癌を患い、Bは肺を切り取り、Cは原因不明のめまい、Dは突然にめまいを伴う意識不明、Eは緑内障を患い、Fは高血圧、Gは心臓手術等々一人一人を思い浮かべていると、何もない年寄りはいない気がして来ます。後期高齢者ともなれば何かしら問題をかかえることになるのは当たり前かと思うわけです。もっともっと深刻な病にかかる人もいることを考えれば、今のところ私の周囲の老人達はそれなりに生きながらえていると思います。
ところで、白状しますと時たま随分と衰えたなと感じることがあります。テレビの声が聞き取れなかったり、動作が緩慢になったり、足下がふらついたり、物が見えにくくなったりすることがしょっちゅうあります。これは訓練したり、筋トレなどで改善するものかどうかも疑問に思えます。これらの老化現象に無理矢理逆らおうとすると「年寄りの冷や水」と云われるかも知れません。
(おわり)
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