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夏の思い出話          2012-09-01 [趣味]

最後にチェジュのカジノの話を少し書きます。
宿泊のホテルはロッテホテルでしたので、ここのカジノでの顛末です。
そもそも、今回は8人の仲間が私の誕生日を記念しての観光旅行でしたから、
個人的にカジノに入り浸りというわけには行きません。
もっとも客の入り具合が少ないせいか24時間営業ではなく、
朝の4時から13時まではクローズとなっているので、
元々本気でやる人もそんなにいないことが伺われます。
客の少ないオーストラリアのケアンズでも同様、24Hではありません。
というわけで、私としてはいつもと違った姿勢で臨んだのです。
その為最初から軍資金も最小限に絞って、ファイティングスピリットも中途半端でした、
と一応言い訳をすることにしたのは、結果には拘っていないのだということを先に言ってしまったのです。
どんな流れであったかを明らかにします。
カジノのフロアーはマカオに比べるべくもなく、規模が小さく、
しかもオープンしていないテーブルが多くあり、
開いている数少ないテーブルのミニマムベットを見るとそこそこ額が大きいのです。
ミニマムが低いテーブルもあるにはありますが、プレイヤーで一杯で座る余地がありません。
しばらく見学している中に、今回は本気でやるカジノではなかったと自らに言い聞かせて、
久しぶりにB・J(ブラックジャック)にトライしました。
その気になったのはシューは透明でゲームが進むに従って残りのカードも見えていて、
私が嫌いなブラックボックスに終わったカードを入れて、
エンドレスに続いていくやり方ではなくて、
従来型のカードの配り方でありましたので、やる気になったのでした。
プレイヤーにとっては楽しみのディーラーのバストがよく起きてくれます。
小さく小さくチップを置きながら、少しづつチップが増えはじめました。
或る時から一進一退が続くようになり、テーブルを換えようと立って見回しますが、
他にB・Jのテーブルは開いていません。 仕方なく、ルーレットに向かうことにしました。
ルーレットを本格的にやるには、盤上の数字の並び順番を暗記することから始めるそうで、
落ちる玉の位置について、ディーラーも自在にやれるところから次にどこに落ちるかは
ディーラーとの心理戦だなどとも聞いています。
勿論、私はルーレットにそれ程の執心はありませんから、本当に遊び感覚でやっています。
この時もそんな具合で、出目表をちらちら見ながら当たれば6倍、9倍が来る位置に適当に置いていますと、
結構続けて当たりが来て、チップの山は増えて来ます。
ここまでの結果は間違いなく勝ちで、一旦現金に戻し、確定しようとキャッシャーに向かったところ、
窓口で受け取るのは小切手と小額のウォン現金です。
この小切手は何となく落ち着きません。
かつて、ソウルのカジノで数か月前にもらったカジノの小切手の発行日が古いと指摘され
経過を説明させられたこともあったり、地元の人から市中で流通していると言われても不安もあり、
これをここで使うことになるだろうと思いながら、取りあえずその晩は部屋に戻ったのです。(つづく。。。)
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