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夏の思い出話          2012-09-03 [趣味]

今回はそのまま、カジノはやらずに観光や食事に専念しても良いかと曖昧な気持ちで翌日は過ごし、
夕食後は皆でエステ・マッサージに繰り出す計画がまとまると、
何の抵抗もなく行動を共にすることになったのでしたが、
向かうバスの中で、友人の一人がカジノに対する闘争心が湧き起こって来たようで、
彼と私だけマッサージを1時間で切り上げてカジノに行こうと強く誘うのです。
私としては、よくよく考えて見ると、まだバカラをやっていなかった事に気が付き、
「よし、やろう!」と彼に同意したのです。
その晩の話です。
相変わらずバカラのテーブルは、低いレートはプレイヤーはいっぱいで、
レートの高いテーブルは席は空いておりますが、軍資金からあまりその気になれず、
調整のつもりで再びB・Jをやることにしたのです。
一緒に戻った友人のゲームは元々B・Jで彼はやる気満々です。
ゲーム展開は、私は昨夜の勝を減らし、一方の彼はぐんぐんチップを増やしています。
そんな中、私の頭の中は、これは良くない、思い切ってバカラに挑戦すべきとの気持ちが強くなり、
少ないながらも手持ちの日本円を全部ウォンに変え、敢然とバカラのテーブルに向かいました。
隣を見ると、ご多分に漏れず数人の中国人のプレイヤーが前に高額チップを積み上げて大きくはっています。
私はマイペースを守りながら、勝負をしていましたが、どうも思うように行きません。
一進一退を繰り返す中に、負けの領域に入ったまま中々浮上しません。
そんな時、またまた良からぬ悪魔の囁きが聞こえて来るのです。
負けを取り戻すには大きくはって、勝負するのが一番だと。
これまで何度も経験して来たように、
頭の中は勝って負けを取り戻し次の手で勝利をつかむというイメージだけが充満しているのです。
この夜もこんな気持ちに襲われゲームにのめりこんでしまう事になり、
投了は2時を回ってしまいました。(おわり)
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