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最近気になったこと    2012-09-29 [思索]

消費税率アップが決まり、平成14年4月から8%、15年10月から10%実施という流れで
進んで行くことになるとされています。
これで税収増が計れるという見通しに対し、消費が落ち込み景気は更に悪くなり、
税収は減るという意見もある等、景気の見通しは困難です。
消費税の5%から8%、そして10%と上昇することが私達の商売にどう影響するかであります。
私達のように輸入墓石を取り扱う者にとって消費税の先払いは 痛くない筈がありません。
卸売価格に添加出来るか出来ないかも市場に関係する部分が大きく、
需要が減ったり卸売業者の資金繰りに影響が出るとすれば、
業界にデフレが蔓延するかもしれません。
更には輸入先の中国からの影響のみならず、中国への影響も同時に考えねばなりません。
これまで書いて来たように墓石は中国で作られ輸入します。
そのシェアも80~90%という構図は他の商品に劣らず、経済問題の領域を超えて
政治的、社会的問題とも大いに係ることとなり、各方面から心配されるところです。
中国との関わりについて大ざっぱに整理して見ますと、元々は安い労賃の活用が原動力となり、
世界の先進国からの進出があり、中国製品が世界に出回る中で、
中国の経済規模も大きくなり人々の生活水準も上がり、購買力も増える中、
中国自体大市場化して来た事実があります。
従って中国が年々GDPの伸び率が2桁台であったものが減速したと言われたり、
人件費の高騰が止まらない等、中国に対する見方・考え方にも変化が起きています。
つまりは中国を加工工場としての役割や市場としての役割をどう見るかによって
夫々の企業の方針に重大な影響を及ぼしています。
この見方は或る意味、当然の事で政治的見地とは別にして考慮する事柄であります。
ところで、私達自身の事業のことです。
通常はこちら側からの価値判断だけで影響の有無やその度合いを考えるのですが、
視点を中国の内側にして眺めて見ると今までとは違った風景が見えて来ます。(つづく。。。)
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