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趣味 2014-02-25 [麻雀]

 『私が得たもの』とは、麻雀といえども戦略がなければ負けるということです。50年以上麻雀をやってたくせに、今頃何を云いだすのかと笑われるかも知れません。本当の意味で戦略的麻雀を私はやれて来れたのだろうか。或る時は戦略を意識せず戦術に走り、その結果はうまくいったり、まずかったりのくり返しで麻雀を戦ってきたのではなかったか。確かに戦術も効果を生むことはあるにはありますが、やがてそれは見破られ成功しないことが多いのです。
 戦術といえば、『迷彩』、『ひっかけ待ち(カンチャン、ペンチャン、タンキ待ち)』撹乱目的で唐突な『カン』、『ポン』、『ふりテンリーチ』ちょんぼ覚悟の『空リーチ』更には『口シャミセン』で誘導などなど、はては昔の手積みの頃の『積込み』は手品のようで戦術とは云えないものもあったりして、そんなものを見たり聞いたりやったりしながら麻雀を戦ってきた自分が昨年から今年初めにかけての負けつづけを通じて『得たもの』こそが忘れていた戦略的麻雀の打ち方でした。
 わかりやすく云うとその間私は、勝つことだけを念頭に打っていました。負けたくない、何が何でも勝つのだという思いが戦略的麻雀の打ち方を遠ざけていたのでした。これを云うとその通りだ、それで勝つ筈はないと諸兄は思う筈です。
 大病をしたから弱くなったと思われたくなくて、大病しても負けない自分を見たいという気持ちが毎回毎回募って、勝つことだけを思いつづけて戦ったことに気づいたのです。
 麻雀において戦略とは何かということですが、これに正解はあると思いますが、実戦でそれを忘れない自制心を常にキープ出来るかどうかであります。
 『つき』とか『運』とかの要素を同時に考えて見る必要性はあるかもしれません。というのは私達がやっている麻雀のルールは、その部分の係わりが極めて大きいのです。
 普通麻雀は東南まわしの半チャン切りで約1時間かかりますが、我々のはその半分の東風戦で約30分で終了します。その他、普通のリーチドラ麻雀と違う点はサイコロの目によって取り出しが決まりますが、その取り出しはワレメと云い、そこに当たった打ち手がツモっても、ツモられても、ふりこんでも親でも子でも倍払いの約束です。
 ドラは2枚メクリ、裏ドラは次ドラで2×4=8枚です。2.5万点元点で3万返しで、持ち点が3万点なくなればゲーム終了です。ですから、このルールで親のハネ万に偶々ワレメがふりこんでしまうと1.8万×2=3.6万で東場の一局でゲームセットとなります。配牌のドラの数やワレメに当たってツモられる回数が多ければ逆にツモる回数が多ければ持ち点の変動は大きくなるわけです。半チャン麻雀と違ってリベンジのチャンスも少ないのです。
 この様なルールにおいて相当程度運やつきの影響はあると思うのですが、これを正当化して私が負け続けた理由として運が悪かった、つきがなかったと片づけることは出来ません。やはり、私の戦略のない麻雀戦をたゞ勝つことだけを思い続けて臨んだ結果こうなったと考えることに解があったと思います。(つづく)

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